中絶手術を受けて学んだこと

中絶により彼氏との破局と罪悪感の日々

翌日市役所に胎児死亡届を提出し、私はまた元の日常へと戻っていったのです。
父親が彼氏に酷く怒っていた姿は、一生忘れないと思います。
少しして、胎児のことを想うようになりました。
8週間の間でしたが、間違いなく私は母親になっていたのです。
たった1回避妊を怠ったことで、あの子はお腹に宿りました。
迫ってくるのは、後悔と罪悪感しかありません。
責任を取れない立場だったとはいえ、大事な我が子を殺してしまったのと同じです。
結局この一件があってからは彼氏とも交際を続けるのが難しくなり、暫くは無気力な日々を過ごしました。
妊娠を知ったときには絶望感しかなかったのに、都合が良過ぎるなとは自覚しています。
それでも性行為がいかに沢山のものを変えてしまうのか、私はこのときに痛いほど学びました。
あれからもう5年が経ちます。
今は社会人になり自立していますが、中絶手術を受けた過去は絶対に消せません。
いつか再び母親になる日が来れば、命の大切さを胸にあの子の分まで我が子を愛してあげたいです。

相手のリードに任せて避妊具なしで性行為 / 妊娠検査薬の陽性反応 / 私の無責任さによる中絶手術 / 中絶により彼氏との破局と罪悪感の日々